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太陽光発電と蓄電池を同時に活用するメリット・デメリットとは?

公開日:2022/01/15  最終更新日:2022/01/31


FIT制度がきっかけで導入した太陽光電池を今後も継続活用するため、蓄電池の導入を考える方も多いのではないでしょうか。太陽光発電システムは蓄電池と組み合わせることでより有効活用できます。今回は、太陽光発電と蓄電池を同時に活用するメリット・デメリットをご紹介します。

太陽光発電と蓄電池を同時に活用するメリット

太陽光発電は太陽の光から電気を作る発電方法で、再生可能エネルギー発電のひとつです。一般家庭で電力を自給自足できれば、電気の購入費も減り、地球にもお財布にも優しい生活が送れます。

しかし太陽光発電による電気を使えるのは、太陽の出ている間のみ。夜間や雨の日など太陽が出ていない間は電気を作り出すことができず、電力会社から電気を購入することになります。

そこで蓄電池の登場です。蓄電池は電気を貯めておくことができるので、太陽光電池が活動できない間の電力供給が可能になります。太陽光電池に蓄電池を組み合わせれば、太陽光電池の弱点をカバーでき、より有効活用できるのです。太陽光発電と蓄電池を同時に活用する具体的なメリットをご紹介します。

夜間や雨の日の電気の使用

第一のメリットとして挙げられるのは、すでにご紹介したように、夜間や雨の日などに蓄電池にためておいた電気を使えることです。これは「電気代の節約」「もしもの際の安心感」にもつながるメリットです。

電気代の節約

実は、みなさんがご家庭で使う電気代は一定ではありません。東日本大震災が発生した2011年以降値上げが続き、原油価格の下落にともない2014年度以降は値下がりしたものの、2018年からまた上昇しています。また、2021年~2022年にかけて火力発電の燃料として使われる原油や天然ガスの高騰により、大手電力会社での売電料金は6カ月連続で値上がりしています。

このように、電力会社から購入する電気料金には原料価格やインフラ整備費用などさまざまな経費が考慮されるため、自然災害や世界情勢などで変動し、そのたびに家計へしわ寄せが発生します。太陽光発電を導入すると、太陽光電池が発電している間は電気を買う必要がなくなるため、電気代が節約できるというメリットが得られます。蓄電池と組み合わせて活用することで、夜間や雨の日の電力が蓄電池から供給されるため、さらなる電気代の節約につながります。

もしもの際の安心感

地震、台風、大雨、大雪といった自然の猛威の前に、人間は無力です。自然災害による土砂崩れや火災で送電線や配電線が切断されたり、電線が損傷したりすることで停電が起こります。2019年の台風15号・19号に伴う大規模停電では、関東地方を中心に2週間以上にわたって最大93万戸が停電しました。

こうした災害時の電源として、太陽光発電と蓄電池の同時活用は有効です。太陽光発電の電気をそのまま使用したり、蓄電池に貯めた電力で生活できるということは、電力復旧までのリスクを最小化できる大きなメリットです。

環境に優しい

なんといっても太陽光発電は地球にやさしくエコロジーな発電方法である点です。枯渇することがないエネルギーを使う、CO2排出や環境負荷が少ない発電方法を生活に取り入れることは、SDGs達成を目指す社会の一員として大きなメリットではないでしょうか。蓄電池と併用することで、よりその効果は高まります。

太陽光発電と蓄電池を同時に活用するデメリット

続いては、太陽光発電と蓄電池を同時に活用するデメリットについて説明します。太陽光発電と蓄電池を同時に活用するデメリットとしては、主に「コストの高さ」「蓄電池の容量制限」「設置スペースが必要」「メンテナンスが必要」の4点が挙げられます。

初期コスト・ランニングコストの高さ

もっとも大きなデメリットは、導入費用やランニングコスト(維持費用)の高さです。太陽光発電と蓄電池を同時に活用する場合、それぞれの購入費用と維持費用が必要になります。住宅用太陽光発電システム費用は新築・既築案件ともに低減傾向にあり、新築導入費の平均価格は2012年の43.1万円/kWから2020年で28.6万円/kWまで下がっています (いずれもパワーコンディショナー費・工事費込み)。

一方、蓄電池の購入費用の相場は2019年度で18.7万円/kWh(工事費込み)。蓄電池の寿命はメーカーによりまちまちですが、一般的には10~15年と交換サイクルは短めです。経年劣化で容量が一定以下になると、買い替えが必要となるため、コストの高さはデメリットです。

しかし蓄電池の価格は年々下落傾向にあり、また蓄電池は再生可能エネルギーの普及に必要不可欠であることから、国からの補助金導入も検討されています。自治体によっては設置補助制度を導入している場合もあり、これらの制度を活用することで満足できる費用対効果を得ることも可能です。

蓄電容量は有限

蓄電池は無限に電気を貯めておけるわけではなく、どんなに天気が良くても蓄電池の容量以上の電気は貯められません。また、小型の蓄電池の場合には購入費用や設置スペースや持ち運びの労力は抑えられる一方、いざという時に電気が足りなくなったり、容量の大きい蓄電池に比べて劣化が早いなどのデメリットもあります。太陽光発電サイズに合わせた最適な容量を選ぶことが大切です。

設置のスペースが必要

蓄電池を導入する場合、家の広さや庭の有無などに合わせ製品選びを行います。屋内設置型か屋外設置型かによって、設置場所の検討が必要となります。リチウムイオン電池を内蔵するタイプでは体積当たりの重量が重く100kgを超えるため、設置場所はこの加重に耐えられる場所に限られることに加え、屋外設置型では極端な高温・低温・直射日光・雨・水にさらされる場所を避け、水はけのよい結露しない場所を確保する必要があります。また、設置工事用スペースを用意することや搬入経路の想定など、事前準備をしっかり行うことも大切です。

メンテナンスが必要

太陽光発電はメンテナンスフリーな発電方法として知られていますが、それでも設置環境によってはメンテナンスが必要になります。火山灰やPM2.5などの大気中のごみ、積雪、鳥の糞などによる太陽光発電パネル表面の汚れを放置すると発電力の低下や故障につながるため、汚れやすい地域では定期的な掃除が必要になります。島国である日本は四方を海に囲まれており、また海岸沿いでは太陽光を遮る障害物が少ないため発電に適していますが、塩害を受けやすいというデメリットがあります。

塩害は太陽光電池パネル、蓄電池の両方に影響があるため、直接潮風があたらない場所に設置する、塩害対策仕様の製品を選ぶなどの対応が必要となります。なお、FIT対象システムでは50kW未満の太陽光発電のメンテナンスは義務付けられています(50kW以上の太陽光発電システムは非FITであっても「電気事業法」によりメンテナンスが義務化されています)が、そうでないシステムも定期的な自主点検を行うことで故障の早期発見などにより発電効率低下を防ぐことが出来ます。

太陽光発電と蓄電池を併用する際に注意するべきポイント

太陽光発電と蓄電池を併用して活用するときに、注意するべきポイントとして「蓄電池の選択」「既存の太陽光発電との整合性」「保証期間」が挙げられます。

適切な容量の蓄電池を選ぶ

蓄電池の容量が大きいほど電気を多く貯められ、長時間使用することが可能です。容量に応じてコストもかかるため、予算面を考慮して適切な容量の蓄電池を選ぶことが大切です。

蓄電池の選択には、太陽光発電の容量や家庭での消費電力量も考慮しましょう。太陽光発電と蓄電池の容量のどちらかが大きすぎる、家庭での電力消費量が常に太陽光発電の発電量を超えている場合には、太陽光発電と蓄電池の併用による効果は得られません。

また、蓄電容量以外にも、充放電回数(充放電の保証回数)・充電時間(満充電までにかかる時間)・形やサイズ・保障内容なども参考にしましょう。

既存の太陽光発電との整合性

「適した蓄電池を選ぶ」の内容と近いポイントになりますが、既存の太陽光発電システムに蓄電池の後付けを検討している場合に注意することがあります。太陽光電池パネルの劣化などにより売電が少ない場合には、蓄電池を併用しても大きなメリットは得られません。蓄電池による十分な充放電が出来ないためです。

太陽光電池パネルを既存のものよりも高効率なものに買い換える、追加するなどの機器更新を行い、十分な発電電力を確保することで、蓄電池の威力を発揮できる環境に整えることが可能です。また、既存の太陽光発電と蓄電池に互換性があるかどうか確認することも重要です。

保証期間の違いに気を付ける

太陽光電池パネルとパワーコンディショナー(太陽光電池で発電した電力を家庭で使えるように変換する機器)、蓄電池はそれぞれ寿命が異なるため、それにともなって保証期間が異なります。購入時は保証延長の有無などを確認しましょう。

また、既存の太陽光発電に後付けする形で蓄電池を導入する場合、先に太陽光発電が保証切れを起こすケースもあります。導入を検討する際には、販売店や専門家などに相談すると安心です。

 

今回は太陽光発電と蓄電池を同時に活用するメリット・デメリットについてご紹介しました。メリットは太陽光発電できない間に電気が使えること・電気代を節約できること・災害時の電源として活用できること・環境に優しい生活を送れることの4点です。デメリットは導入・維持コストが高いこと・蓄電池には容量制限があること・蓄電池の設置スペースに配慮が必要なこと・メンテナンスが必要なことの4点です。

また、太陽光発電と蓄電池を併用する際に注意するべきポイントとして・適切な容量の蓄電池を選ぶこと・既存の太陽光発電に蓄電池を後付けする場合は、整合性を確認すること・太陽光発電と蓄電池の保証期間の違いに気を付けることの3点があります。太陽光発電と蓄電池の同時活用を検討する場合に、ご参考いただければ幸いです。

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商品名L.PROJECT株式会社ELJソーラーコーポレーション株式会社ADAMASエンタープライズ新日本住設株式会社エコライフジャパン
特徴PPAモデルとして初期費用0円で太陽光発電を導入することができ、契約期間中の電気代が下がる 精度の高いシミュレーターで発電量を予測 「FOR YOU」精神で顧客と対応して地域社会に貢献してきた会社 プランニング、施工、アフターサポート、メンテナンスまで全ての工程をグループ会社で一貫して行う 社屋の屋根、カーポートにソーラーパネルを設置しショールームとしている
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